子供が2歳検診でC、Co※と言われました。たぶん、今の子どのもの様子ではむし歯の治療は難しいように思います。実際、こんな小さい子のむし歯を治療できるのでしょうか?どうしたらよいのでしょうか?すぐに歯医者に連れて行った方がよいのでしょうか? もう少し、子どもがしっかりするまで待って連れて行った方がよいのでしょうか?|倉敷の歯医者は川西歯科医院へ。新倉敷駅から徒歩2分で訪問歯科にも対応。

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よくある質問

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子供が2歳検診でC、Co※と言われました。たぶん、今の子どのもの様子ではむし歯の治療は難しいように思います。実際、こんな小さい子のむし歯を治療できるのでしょうか?どうしたらよいのでしょうか?すぐに歯医者に連れて行った方がよいのでしょうか? もう少し、子どもがしっかりするまで待って連れて行った方がよいのでしょうか?

2014.03.12

img_21まずは、できるだけ早く、小さい子どもを診てくれるという歯科を受診しましょう。もちろん、電話で予約を取ってからです。予約もしないで、幼い子どもを歯医者に連れて行くのは無謀です。運が良ければ、待ち時間も無く診てもらえるでしょが、日によっては、予約のない患者さんは、1時間近く待つことは当たり前で、それも幼い子どもが1時間も待つことはとても大変なことです。

できれば、予約の時間も、お子さんの眠い時間や、おなかのすく時間をさけ、できるだけ機嫌のよい時間帯にお願いするとよいでしょう。お子さんの性格(たとえば、怖がりとか、甘えん坊など)や、好きなアニメ(トーマス、アンパンマンなど)があれば、それも伝えるとよいでしょう。
そして、お子さんに、できるだけ歯医者を怖がらせないように(たとえば、今日は歯の数を数えてもらいに行こうね とか、今日はむし歯のばい菌をやっつけるお薬を付けてもらいに行こうね とか、今日は、歯みがきをしてもらってピカピカにしてもらおうね など)、歯医者に行ったらこんなに良いことがあるのよというポジティブな会話を、お子さんに繰り返し、お話してください。 そして、歯医者に行ってみて実際にどうなるかですが。もし仮に、本当に治療必要なむし歯があったとしても、2歳のお子さんであるのなら、当医院の場合は、痛みがなければ、その日のうちに、麻酔をしたり、削ったりすることはありません。

どうして、今のような状態になったのか、今後このようにならないためには、どうしたらよいのか。幼いお子さんの場合には、主に、ご家族のご協力が必要なことですが、それについて、日常生活を振り返っていただきながらお話をします。
お子さんには、歯科衛生士と遊びながら歯医者の雰囲気に慣れてもらい、歯の治療に必要な道具をお子さんに紹介し、今後起こりうる状況に対応できるように、少しずつ練習していきます。必要なら、進行止めを塗ったり、仮のセメントを詰めたりします。
その後は、お子さん個々の様子によって異なります。2歳過ぎでも治療ができれば、治療を行いますが、私たちが目安にしているのは3歳です。3歳になると、幼くても、こちらの話すことをある程度理解できることが多くなります。また、自分からも、むし歯に対する関心や、むし歯治療に対する積極性も高くなってくるので、多くの場合、削って詰めるという治療がある程度可能になるからです。

3歳までのお子さんに、CとかCoが見つかった場合、その次の段階に備え、歯医者は楽しいところだ、歯医者に行くとこんないいことがあるということを、繰り返し教えてあげることが、大切だと思います。
こんな段階も経ず、3歳前に大きなむし歯になったとしましょう。歯は痛い!歯医者も初めて!こんなところには慣れてない!何されるの!こんな状況に追い込まれたら、大人だって泣き叫びたくなるはずですよね。
むし歯=→削って詰める治療と思いがちですが、長い目で見ると、そればかりでもなさそうですね。
まずは、歯科を受診するためのお電話をすることが大切です。そこから次のステップへつながって行くように思います。

※C…未処置歯のことです。すでにむし歯になっており、ただちに処置・治療が必要な歯のことです。
※Co…要観察歯のことで、「シーオー」と読みます。気をつけないとむし歯になりそうな歯のことです。

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