舌小帯短縮症ってどのような症状でしょうか?|倉敷の歯医者は川西歯科医院へ。新倉敷駅から徒歩2分で訪問歯科にも対応。

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よくある質問

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舌小帯短縮症ってどのような症状でしょうか?

2014.03.12

舌小帯(ぜっしょうたい)というのは舌の下面と、下の前歯の付け根に通じる粘膜で、この小帯が短かったり舌の先端までついていたりするのを舌小帯短縮症(舌小帯萎縮症、舌強直症)といいます。
舌小帯強直症は、舌小帯(ぜっしょうたい)の短縮により舌の運動が制限され、その程度にもよりますが、授乳困難、発音障害(特にラ行、タ行、サ行)、舌突出癖(舌の動きが影響し歯並びにに問題を生じる)、咀嚼障害などの原因になるといわれています。

舌小帯強直症のために、ミルクを上手に吸えず、体重が思うように増えない場合は、生後間もない頃、あまり小帯の感覚もない時期に、無麻酔で切ることもあります。

そうでない場合は、4~5歳ごろまで経過観察を行い、その頃になっても舌を上に上げられず、舌の先が上顎の切歯まで到達できない、あるいは下顎の切歯よりも前に出せない、場合などは発音や構音の障害(いわゆるしゃべり方がおかしい)になるような時は、処置を考えた方がよいでしょう。

その際の術式自体は局所麻酔をして治療ができるお子さんなら比較的簡単に受けられる程度の治療です。

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切除術を行う場合、ただ単に切除するのではなく、術前、術後に舌を挙上する訓練の指導を行わないと舌小帯切除後の瘢痕治癒、舌を挙上する力、発音等に良い影響が現れないことが多いとされていますので、当院では、舌小帯の処置をされた方には、舌のトレーニングを行っています。

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▲軽い場合はそのままでも良いと思いますが、舌を前に出して舌の先端がハート型に割れるようであれば手術の必要があるでしょう。

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