たばこと歯周病の関係性
2014.04.28
こんにちは川西歯科医院の歯科衛生士の定廣花菜子です。
今回は歯周病とたばこの関係性についてお話ししたいと思います。
たばこの有害物質は歯周病を悪化させる原因になります。
・ニコチン→血管が細くなり、体を守る細胞が届きにくくなります。
・タール →体を守る細胞の能力を低下させます。
・一酸化炭素→歯茎を構成する細胞にダメージを与え、治療を効きにくくします。
そしてこの3つの影響により、プラーク細菌が増え歯茎の周りの骨が破壊され歯周病が進行していきます。
また、ヤニが歯にこびりつくと、歯磨きでは簡単にとれず、歯垢が付きやすい環境になってしまいます。
このように、喫煙は、歯周病になりやすく、治りにくくなる要因となるのです。
歯と歯茎の健康にも、たばこは大きな影響があることを、ぜひ覚えておいてください