虫歯や歯周病を予防・早期発見・早期治療のするために1ヶ月~半年に1回の定期検診をお勧めします。
定期検診のメリット
1
病気を未然に防げる
定期的に汚れを落として細菌がいない状態がキープできます。万が一治療が必要になっても早期に発見できるため簡単な治療で終えることができます。
2
治療の負担を軽減
日頃からしっかりと予防ができていれば、 治療時に強い痛みを感じることが少なく、治療期間も短く、治療費用も高額にならずにすみます。
3
お口がスッキリする
普段歯ブラシが届かなかった場所までキレイになり、お口の中がスッキリします。歯の表面がツルツルで、とても気持ちのいい状態を維持できます。
当院の予防歯科メニュー
レントゲン検査
数年に1回のペースで、お口のレントゲン検査をさせていただきます。レントゲン検査によってむし歯や歯周病、骨の状態を検査することができます。
歯周病検査
歯周病の状態を確認するには、歯周検査(歯茎の検査)が必要です。定期的に歯茎の状態を確認することで歯周病が悪化していないか確認いたします。
ホームケアの指導
患者さんが毎日おこなう歯磨きの仕方や、フロスや歯間ブラシの使用法のご説明をおこないます。また、ご自宅で毎日できる舌や唇のトレーニングの指導、間食の内容、食生活(食事時間など)の改善、キシリトール製品の使用など、むし歯予防につながるホームケアについてアドバイスいたします。
プロフェッショナルケア
歯ブラシではどんなにしっかりとブラッシングしていても、歯を健康に保つことはできません。歯ブラシでは行き届かない所や汚れがたまりやすい所、そんなところからむし歯や歯周病が発生してしまいます。専用の器具を用いることで、汚れや細菌をキレイに取り除きます。
虫歯リスク検査
唾液検査などによって、虫歯にかかりやすいリスクを診断します。その結果をもとに、最適な予防処置を行います。
むし歯菌を無料で検査いたします
※初診時、出産前、出産後の3回
妊娠中はホルモンバランスが変わるため、お口の中の環境にも変化があり、むし歯や歯周病になりやすくなります。また、お口の健康はお腹の赤ちゃんにも影響をおよぼすことがあるので、妊娠前・妊娠中こそ歯やお口のお手入れを慎重にしなければなりません。
当院では、妊婦の方を対象に無料で検査を行っております。検査を希望の方は母子手帳と下記問診票を持って来院してください。
キシリトールを取り入れたむし歯菌コントロールの仕方などの資料をお渡しいたします。
検査の結果をもとに、母子ともにむし歯にならない口腔環境を目指しましょう!
検査を受ける時の注意事項
- 検査の前日から、歯磨きは歯磨き粉をつけずにおこなってください。
- 検査の2時間前までにお食事を済ませておいてください。
- 抗生物質を服用中の方はお知らせください。
妊娠中に治療を受けるタイミング
妊娠初期(1ヶ月~4か月)
切迫流産の可能性もあるため、緊急を要する症状がなければこの時期での治療は控え、応急処置のみにとどめます。
妊娠中期(5ヶ月~8か月)
安定期に入ったら、特別な配慮を要する治療以外は行えます。この時期にしっかりと治療しましょう。
妊娠後期(9か月)
陣痛が起こる可能性がありますので、基本的にはこの時期までに治療を終わらせます。もしくは産後の治療を検討いたします。
自宅でできる口腔ケア
1
飲み物でお口スッキリお口を清潔に保つには歯みがきが効果的ですが、妊娠中などはつわりでしっかりできないことも多いです。そんなときは食後にお水やお茶を飲んだり、お口の中をすすいだりするだけでも汚れの残り方が違います。とくに、緑茶には殺菌作用のあるカテキンが含まれているので、食後の飲み物としてぴったりです。
2
フッ素やキシリトールは積極的にフッ素には①歯の再石灰を促進②歯を強化③細菌の働きも抑えるといった働きがあります。そして、キシリトールはそのフッ素の働きを助けます。日常的に使う歯みがき粉や食後に噛むガムをこれらが含まれるものにし、積極的に活用するとよいでしょう。
3
規則正しい生活をストレスは免疫力を低下させるので、歯周病が悪化する原因となります。規則正しい生活を心がけ、外に出て散歩したり太陽の光を感じたりすることでリラックスする時間を持ちましょう。
自宅で出来る予防
歯ぎしり・食いしばり予防
歯ぎしりや食いしばりなどによる過剰な力は、歯を失う原因にもなります。
自覚していなくても、無意識に歯ぎしり、食いしばりをしているケースもありますので、普段から歯ぎしり、食いしばりをしないように日常生活でできることで、コントロールしていきましょう。
フッ素含有ハミガキ粉
フッ素含有ハミガキ粉「チェックアップ」は虫歯予防におすすめの歯磨き粉です。
フッ素の滞留性が高く、年齢や好みに応じて使い分けができます。