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よくある質問

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効果的なキシリトールガムの利用を教えてください

2014.03.12

キシリトールの働き

むし歯の原因菌であるミュータンス菌は、キシリトールをエネルギーに変えることができないので、キシリトールを続けて摂取していると、むし歯菌の数が減っていきます。さらには、むし歯菌の種類が、歯の表面からはがれやすい菌に変わるため、歯に残る歯垢(プラーク)の量が減ります。
また、ガムをかむことで、唾液がたくさん出るので、歯垢を流すのを助けてくれます。さらに、唾液に含まれるカルシウムが歯の表面に運ばれ、歯の再石灰化の促進もしてくれます。 このように、キシリトールガムを日常利用することで、むし歯になりにくくなるのです。

キシリトールガムの採り方

むし歯予防のためには1日5~10gのキシリトールを目安に摂取しましょう。この量は、だいたいキシリトールガム4~8個ぐらいです。これを一度に食べるのではなく、1日3回~4回程度に分けて食べると効果的です。
まずは、食後にキシリトールガムをかむようにしましょう。できれば、キシリトールが50%以上含まれているものがお勧めです。ガムをまだ食べられない小さいお子さんには、キシリトールのタブレットもあります。

キシリトールの含有率の計算方法

栄養成分表を見てみましょう。炭水化物の量に対するキシリトールの量を見ると含有率が計算できます。

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キシリトールの習慣で赤ちゃんをむし歯菌から守る

妊娠中に、歯みがきによりプラークコントロールすることに加え、キシリトールガムを1日4回かむことを続けると、生まれてきた子どものむし歯菌が少ないことが、岡山大学の仲井雪絵先生の研究でわかりました。
私たちは、H22年12月に仲井先生のお話を聞く機会があり、キシリトールの効果をについて勉強しました。皆様に、キシリトールを上手に使うことでむし歯をもっとコントロールできることを伝えていきたいと思っています。
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各月齢時点におけるむし歯原因菌が検出された子の割合
(仲井先生のお話の資料より)

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