口を閉じるのがよいことはわかりますが、口を閉じるように子どもにいうと、子どもがふてます。ほかのお母さんに尋ねてもそういわれます。本当に口を閉じるようになるのでしょうか。
2014.03.12
お母様やお父様が、お子さんと一度ゆっくりお話合いをする必要があると思います。歯並びに対する影響だけでなく、内科的にも、口を閉じることが、なぜ大切なのか、お子さんが自分で答えが見つけられるように導いてあげましょう。自分で気づけば、やる気がわいてくるはずです。
そして、今まで長い間ぽかんとあけていることが習慣となっていたのですから、それを治すためには、何よりもお子さん自身が大変な努力をしなければならないことを理解してあげましょう。たとえ、ぽかんとあけていることがあっても、お子さんを責めることなく、お子さんの応援団になった気持ちで、励ましてあげるよう心がけましょう。
お子さんには、何よりも、お母様、お父様をはじめ、ご家族の励ましが力になります。数年といった長い視野でお子さんを見守り、励ましてあげましょう。
当医院では、舌や唇のトレーニングを行っています。そのトレーニングの中に、唇を閉じるための筋力をつけるトレーニング、唇を閉じることを習慣化させるトレーニング、唇を閉じて食べ物をかみ、飲み込むトレーニング等を行っています。