口呼吸による歯肉炎
2017.02.27
こんにちは。川西歯科医院の衛生士の田邉です。
今回は歯肉炎と口呼吸についてお話したいと思います。
写真をご覧ください。
小学生のA君ですが、前歯の歯ぐきがとても腫れています。
歯磨きをすると出血もあります。
磨き残しにより歯ぐきが腫れることもありますが、
今回A君の場合は口呼吸を行っていることも考えられます。
みなさんは気づいたときにはお口がポカンと開いていませんか?
唾液には細菌を洗い流す作用がありますが、口呼吸によって歯ぐきが乾燥すると、唾液による自浄性が低下し、歯肉炎を引き起こす原因となります。
この写真のお子さんはお口が開いていることが多いため、舌やお口周りの筋肉を正しく使えるようトレーニング(MFT)を行なっています。
自然にお口を閉じ、鼻呼吸が身につくこと、また、歯周病の予防もサポートしていきたいと思います。