唾液の働き
2014.09.01
こんにちは。
川西歯科医院歯科衛生士の埋見真紀です。
みなさんは、唾液がどんな働きをしているのか知っていますか?
今日は唾液の働きについてお話します。
・消化作用
炭水化物は、唾液によって口の中でその一部が消化されます。
よく噛むほど消化吸収がよくなります。
・味覚作用
味は舌の上に置くだけではわからず、唾液の中で溶けることで味が分
かります。
・円滑作用
口が適度に湿っていると、食べ物が喉を通りやすくなります。
・潤滑作用
噛んで細かくなった食べ物を飲み込みやすくしてくれます。
・自浄作用
歯や舌の表面の食べ物かすや細菌などを洗い流してくれます。
・緩衝作用
酸性になったお口の中を中和してむし歯を予防してくれます。
・抗菌作用
細菌の増殖を抑えて感染を防ぎます。
・保護作用
口の中の乾燥を防いだり、口の中が傷ついたりするのを防ぎます。
唾液は歯や歯肉をはじめ、体の健康にも大きく関わっています。