【往診・訪問診療 2】 往診について
2015.02.25
みなさん、こんにちは。
歯科衛生士の埋見真紀です。
歯科医療はこれまで、外来を中心に行われていたので、要介護高齢者の多くは、口腔内に問題を抱えているにも関わらず、適切な歯科治療を受けることができなくなっていました。歯科治療をはじめとする口腔機能の維持管理は、食べるという機能ばかりでなく、生きる力やQOLの向上と深く関係しています。外来受診が困難な場合であってもかかりつけの歯科医に相談し、治療をあきらめないことが重要です。
往診では、
・むし歯治療
・歯周病治療
・抜歯
・義歯(入れ歯)作製、調整、修理 等
歯科医院で行っている治療とほぼ同じ治療を行うことができます。
さらに、私たちは、治療終了後も訪問診療にお伺いし、口腔のケアや口腔リハビリなどをさせていただいています。治療を行い、歯や入れ歯の状態は落ち着いても、認知症のため口腔のケアが十分にできない、食べたり飲み込んだりすることが難しいと、誤嚥性肺炎になりやすくなります。
訪問診療により、患者さん一人一人にあった口腔のケアやリハビリを行い、食べられるお口を維持していくお手伝いをさせていただきます。
往診を希望される方は、お気軽にスタッフまでご相談ください。