【2歳の子どもと歯医者 9】 歯磨き粉を使うタイミング
2015.11.17
こんにちは。川西歯科医院 歯科衛生士の姫井未夢です。今回は、子どもへの歯磨き粉の使用についてお伝えします。
一般的に歯磨き粉を使い始めるいい時期はぶくぶくうがいができるようになる2~3歳ころからです。
歯磨き粉を選ぶポイントとしては、フッ化物(フッ素)が入っていることです。生え始めてから約2年間は歯質が非常に弱く、とてもむし歯になりやすいです。しかし、この時期は歯は、フッ素を取り込みやすい状態なのでフッ素入りの歯磨き粉を選んで使用したほうが良いでしょう。
歯磨きのあとは、少しの水でゆすぐのがポイントです。過度のうがいは、せっかくお口に入ったフッ素がうがいと共に出ていくので、フッ素の効果が弱まります。うがいは泡が無くなる程度にしておきましょう。
まだ、ぶくぶくうがいができず、歯磨き粉を使用できない場合は、発泡剤や研磨剤の入っていないフッ素入りのジェルなどを使いむし歯予防をしていきましょう。