【歯周病 7】 歯周病と全身疾患
2014.12.15
川西歯科医院 衛生士の高橋沙央理です。
今回は歯周病と全身疾患についてお話します。
歯肉と歯との間の溝を歯周ポケットといい、そこには常に細菌が常在しています。歯茎の炎症により歯ぐきの毛細血管から細菌が体内に入ることがあります。その細菌が血流にのり、全身にまわって各臓器に定着すると何らかの全身疾患が引き起こされることもあります。健康な方では、免疫により細菌は排除されますが、何らかの疾患をお持ちの方や、高齢の方は抵抗力が弱く、細菌を十分排除できずに定着してしまう恐れがあります。
毎日のはみがきはとても大切です。歯周病はお口だけの病気ではないという事を覚えておきましょう。
詳しい内容は次回よりお話しします。