【矯正治療 1】 Ⅰ期治療とⅡ期治療
2015.06.08
Ⅰ期治療とⅡ期治療
・Ⅰ期治療とは
急激に身長が伸びる思春期成長期が始まる前のお子さんにだけ可能な治療です。思春期成長期のお子さんの場合、まだ顎の骨格が成長途上で柔軟。成長を促したり、抑制して誘導することで、顎の骨格のゆがみや大きさの問題を根本から改善することができます。こうすることで、その後やってくる成長期に問題が拡大せず、バランスの良い骨格の成長が実現されるのです。Ⅰ期治療が功を奏すると、歯を並べる際に抜歯せずにすんだり、外科治療をせずに骨格の改善ができるなど大きなメリットがあります。
・Ⅱ期治療とは
Ⅰ期治療終了後、経過観察を経て永久歯列の完成後に行う仕上げの治療のことです。傾いている歯やねじれている歯を綺麗に並べ、上下の歯がしっかり噛み合う様にする治療です。