【往診・訪問診療 8】 訪問歯科 Yさんの場合
2015.03.30
こんにちは。川西歯科医院、衛生士の和田 爽佳です。
今回は、往診にお伺いさせて頂いている78歳のYさん(女性)の場合についてお話します。
Yさんは、重度の認知症で、一人で歯科医院を受診することができませんでした。
遠くへ出かけると家へ戻ってこれなくなるという事でした。
ぐらぐらしている上の前歯のブリッジを抜歯するため、一度息子さんと来院して頂き、
その後、入れ歯を作る治療はご自宅へお伺いしました。
入れ歯が完成し、ごはんがしっかり食べられるようになったと喜んでくださいました。
残っている歯を大切にするためには、口腔のケアが欠かせませんが
Yさんは、ご自身での入れ歯の手入れや、歯磨きが難しいご様子だったので、まずは、週に1度口腔のケアにお伺いすることになりました。
しかし、私たちのケアだけでは追いつかないので、ケアマネージャーさんを通して、デイサービスのスタッフの方にご協力をお願いし、助けていただいています。
このように、歯科治療を医院に来ていただく治療と、訪問の治療を組わせて行うこともできます。
また、ケアマネージャーさんを通して、他の職種の方々との連携を図りながら、患者さんにとって良い方法を考えて行っていきます。
詳しくお知りになりたい方は、いつでも気軽にスタッフまで声を掛けて下さいね(^^♪